国産よもぎの効果

ヨモギはキク科ーヨモギ属に属する植物で、本州から九州の日本各地と朝鮮半島の野原や道ばたや
民家の庭先で普通に見られる多年草の植物です。

昔はヨモギと菖蒲の香りには邪気を追い払う力があると信じられていました。

ヨモギは薬食草と言われ、煎じて服用する薬やお灸の材料としての薬にもなり、ヨモギ餅やお浸し、10
 天ぷらにして食する事も出来る便利な植物です。

ヨモギの茎葉を丹念に揉んで作るのを「艾(モグサ)」と言い、昔から石臼で何度もひいて
製造しました。

お灸をすることを「灸(ヤイト)をすえる」と言いますが、「ヤイト」は元々「ヤケド」から変化した
言葉と言えます。

お灸に用いるモグサは江戸の昔から伊吹山で採れたヨモギで作った「伊吹モグサ」が有名です。

ヨモギの葉にはシネオール、ツヨン、ボルネオール、カンファーなどの精油と酵素や多糖類、ビタミンA、
B1、B2、C、各種ミネラルなどが含まれております。

効果の順に紹介します

よもぎそのものを食する、 なんといっても全体を食べるのが一番効果的

②よもぎを煎じて飲む、 お茶をもっと濃く煮出す事を煎じると言いますが、成分をギュッと凝縮させると、お薬になります。

③お灸をすえる、 ツボといって体には目に見えない経絡という気血が流れている道があります、その経絡上にある反応点 “ツボ” に

            もぐさをすえることでよもぎの成分が皮膚を通じて刺激を与える治療です。

蒸す、よもぎを専用の壺で蒸してその蒸気を膣や肛門の粘膜から吸収させるという民間療法です。

⑤薫浴、よもぎを煙草にして煙を皮膚から吸収させる民間療法

⑥入浴剤として用いる、よもぎの葉、茎を乾燥させ専用の袋に入れて入浴します。

⑦お茶として飲む、よもぎの葉、茎を乾燥させお茶として常用します。

このぐらいの順番で効能があるのではないかと推測いたします。

※高血圧の安定 新陳代謝を上げる 動脈硬化抑制 婦人科系疾患の予防 傷口の止血 殺菌等の効果が期待できます

よもぎは食べてよし、塗ってよし、飲んでよし、むしてよし、据えてよしの万能薬です!

※ 民間療法の効果は個人差があり効能効果を保証するものではありません。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です