≪和名≫ 河原艾、河原蓬、カワラヨモギ、茵陳蒿、綿茵陳、
≪生薬名≫ インチンコウ、メンインチン
≪科目≫ キク科 ヨモギ属
≪分布≫ 九州沖縄の日本各地、朝鮮半島から中国などの大陸や台湾、フィリピンなど熱帯地方に分布し生殖場所としては河原や砂浜、海岸などの乾燥した場所に
自生している多年草の植物
≪出典≫ 神農本草経
《成分》 全草にβーピネン、カピレン、カピロン、カピリンなどのテルペン化合物、ジメチルエスクチン、スコパロン、キャピラリシンなどの精油成分、苦味成分含有。
《カワラヨモギを煎じて服用した場合》
悪血瀉下して体内から取り去る、便秘、胆汁分泌促進、消炎利尿作用、駆虫作用、黄疸、肝炎、蕁麻疹、尿量減少の改善、浮腫、利尿、回虫駆除
茵陳蒿と他の薬草(ドクダミ、玄草、麦茶など)と一緒に煎じて服用しても良い。