≪和名≫ 呉藍、紅藍、くれのあい
≪生薬名≫ ベニバナ
≪科目≫ キク科 ベニバナ属
≪分布≫ エジプトが原産の越冬植物
≪出典≫ 本草和名
シルクロードを経て奈良時代に渡来し口紅の原料、紅色染料用、油料用
切り花用などに日本各地で栽培されてきました。
《成分》紅花に含まれる成分は赤色色素のカルタミン、黄色色素のサフロールイエロー、脂肪油のオレイン酸、リノール酸などが含まれておりリノール酸はコレステロール改善作用、動脈硬化予防作用がありる。
《ベニバナを煎じて服用した場合》
花は通経薬、婦人病薬として更年期障害、生理不順などの婦人病に用いられたり、血行障害が原因の冷え性の改善、浄血薬としてコレステロール値の改善、動脈硬化の予防などに用いられる。
≪採取時期≫
6月から7月の初夏の早朝に花を摘み取り、水洗いをし、黄色色素を抜き取ってから2日から3日発酵させてから手で揉み、手で揉んだ花を広げてムシロで乾燥させます。